部品名称は写真左からボディ、コンタクト、フェルール、ワッシャー、ナットです。
結線作業で利用する推奨圧着工具はHT-5050V1(当店商品)です。
ケーブルを被覆剥き寸法図のようにカットします。編組を長めにしておき、フェルールをカシメる直前に切り落として調整する方法もお薦めします。
バルクヘッドBNCコネクタは、筐体等のパネルに取付るのが一般的です。作り方の説明のため、便宜上ワッシャーおよびナットをケーブルに通して撮影していますが、実際の作成の際は、ボディ装着後に通してください。
ケーブルにフェルールを挿入し、上記の「被覆皮剥き寸法図」のように剥きます。編組を長めにしておき、フェルールをカシメる直前に切り落として調整する方法も お薦めします。
コンタクトを挿入し、圧着工具(六角1.72mm近辺)でカシメます。カシメ前に、絶縁体とコンタクトに隙間がある場合は、内部導体の長さを調整して隙間が無いようにしてください。カシメ前に、コンタクトを挿入した状態で、ボディを隣に置いてみて外部被覆の切り出し位置が正しいかどうか再度確認してください。
ボディを挿入します。ボディ内側の絶縁体の先端面とコンタクト先端面の位置が合うところで止まりますので、しっかり押し込んでください。フェルールを挿入し、圧着工具(六角4.52mm近辺)でカシメて完成です。編組を長めにする方法の場合は、カシメ前に余分な編組を切り落としてください。